Women In Lighting 企画概要

いきなりインタビュー記事からスタートしております当ブログですが

そもそもWomen In Lightingはどんな思いから始まり、一体何を目指しているのでしょうか?

 

始まりは2018年11月の終わり。

企画の発起人であるLight Collectivehttps://lightcollective.net/が、メールマガジンを通じてこの企画を発表しました。

内容は欧米の話題が中心ですが、共通している部分がたくさんあるのがとても興味深いです。

 

今年3月のプレスリリース文はまた別の記事で。

 

 

 

Women In Lighting

 

「デザイン業界における女性たちについて話すとき、それをマイノリティーの問題に置き変えるべきではありません。私たちは、私たちのヒロインに敬意を表する必要があります。なぜなら彼女らの存在が認められない限り、次世代の女性たちにデザイナーという職業を推奨することなどできないからです。」 Ilse Crawford

 

ここ数年で照明を専門とする女性グループの数が増えています。アメリカではWILD(WOMEN IN LIGHTING+DESIGN)の活動がますます活発になってきており、イギリスでは建築・工学・舞台照明の分野においてすでに女性のためのネットワークがあり、最近ではSTEM(科学、技術、工学、数学)でも女性にフォーカスした広告キャンペーンを実施しています。 

これは社会のニーズを満たすために起こったのか、それとも単なるフェミニズムの高まりに対応して起こったのか?イギリスでのSTEMにおける女性の統計が低いままであることは間違いありません。イギリスでは中核となるSTEM企業で働く女性は23%、高等教育でSTEMの科目を受ける女性は14%でした(2017年IET英国工学技術学会調べ)。あらゆる職業における女性の数は着実に増加していますが、それらは文書化されていません。イギリスでの職業団体における女性会員数もまた低いままです。PLDA(Professional Lighting Designers' Association)メンバーの女性会員比率は12%、ILP(Institution of Lighting Professionals)メンバーでは12.3%です。また技術系の学校では女性の校長は明らかに少数派です。

女性は建築や工学よりもライティングデザイン分野において職業を形作ることに大きな役割を果たしてきました。照明とは異なる多様なバックグラウンドを持つ人々であっても、ライティングデザインの専門性を深めていくための多くの機会が開かれているからです。ライティングデザインの職業は女性を支援する産業です。コミュニティの中で情報を共有することに長けており、それゆえに、それを必要とする女性たちを支援できる産業であると考えます。

来たる2019年の国際女性デー(3月8日)に、私たちは新たなプロジェクトとして - Women in Lighting - を開始することを発表します。これは人々にインスピレーションを与えるような、新たなデジタルプラットフォームの作成を目的とする記念的なプロジェクトです。照明業界の女性たちの情熱と業績を促進し、キャリアデザインと目標を描く手助けをし、仕事をたたえ、そして照明業界におけるデジタルプロフィールを向上させるものです。 

本プロジェクトでは統計を収集し、女性をどのように照明業界に招き入れていくかなどの問いに答えていきます。ライティングデザイナーとしてのキャリアを確立した人たちは、どうすれば女性を最もいい形でサポートできるでしょうか?ライティングデザイナーとしてのトレーニングを始めたいと思っている女性を助けるためには何ができるでしょうか?

また本プロジェクトは、これから照明分野で仕事を始める女性やそれを考えている人たちを奮い立たせ、支え、そして励ますために、現在照明業界で働いている女性たちのプロフィールを特集します。これはデザイナーに限らず、教育・ジャーナリズム・その他の照明関連の仕事をしている女性も含まれます。  

そして、これらの統計結果やインタビューなどのデータベースを含んだウェブサイトを公開します。プロジェクトの一環として、関連するイベントや教育の機会も予定しています。

本プロジェクトは男女の不平等について議論するものではなく、むしろあらゆる人を受け入れることについて、そしてこれが私たちの職業、社会全体にどのように有益であるかについて伝えていくものです。

あなたがこのプロジェクトに賛同し力を貸して下さるなら、私たちはとても嬉しく思います。

 

Light Collective & formalighting